子供が生まれると今までの生活が一変します。常に子供中心になるので、自分の時間を持てないと辛くなる人もいるでしょう。
ひとつの命を育てあげるのはとても大変なことですよね。大変過ぎる子育てはいつ頃落ち着くのでしょうか。
今回は大変過ぎる子育てがひと段落つく時期や乗り越えるコツについて紹介します。
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いつ落ち着く?子育てが一段落つく時期

子供との生活は楽しさもありますが、大変なこともたくさんありますよね。
思うように言うことを聞いてくれなかったり、子供の要求に答えられなかったりと、育児に奮闘するママは常に子供のことで頭を悩ませているでしょう。
それでは、子育てが一段落つく時期はいつ頃なのでしょうか。最初は子育てが一段落つく時期について詳しく紹介します。
3歳
最初の一段落つく時期は3歳です。3歳になると幼稚園に入園する子も増え、いよいよ巣立ちの時期に入ります。
ずっと一緒に過ごした時期と比べると、ママひとりの時間を持てるようになりますよね。
言葉での意思疎通も上手になり、自分の気持ちや考えを言葉で伝えられるようになる時期でもあります。
赤ちゃんの頃は泣いて意思表示をしていましたが、言葉で伝えられるようになるとママの心の負担も軽減されるでしょう。
さらに、おむつを卒業したりご飯をひとりで食べられるようになったりと、生活面での自立がはっきりしてくるため、付きっきりにならなくても大丈夫になります。
10歳
10歳は小学4年生になる年齢です。学校生活にも慣れ、一日を通して自分のことは自分でできるようになります。
たとえば食事の準備をしたり、お風呂に入ったりするのもひとりでできます。学校の準備も親がいちいち指摘しなくても、自分で考えて用意できるでしょう。
友達と過ごす時間も増えるため、親があれこれ手を焼く機会がぐんと減ります。
思春期に入り、親に世話を焼かれるのが恥ずかしくなる子供も少なくありません。そんな子供たちの気持ちの変化も加わり、育児に手がかからなくなります。
子育ていつ落ち着くの?!大変な理由とは

毎日子育てをするのは大変ですよね。子育てが楽すぎて「毎日余裕がある」という人は、ほとんどいないでしょう。
特に子育てが大変なのは0〜3歳の時期です。それではなぜ、0〜3歳の時期が一番大変なのでしょうか。
子育てが大変な理由について詳しく紹介します。
子どもとコミュニケーションがとれない
0〜3歳の時期は上手にコミュニケーションが取れません!特に言葉を話し始める前は、泣いたり笑ったりするしか意思を表現できませんよね。
思うようにコミュニケーションが取れず、焦るママも多いでしょう。さらに言葉でのコミュニケーションが難しいため、孤独を感じる方もたくさんいます。
特に慣れない土地で育児をしているママにとって、言葉を話せない子供と二人きりの生活は想像以上に孤独なものです。
授乳や寝かしつけに体力が必要
0〜3歳の時期は授乳や寝かしつけが必要です。特に新生児期から離乳食が始まる前は、頻繁に授乳しなければなりません。
時には夜中に起きて授乳し、寝かしつけまでしなければいけないこともあります。睡眠時間を削って子供のお世話をするには体力が必要ですよね。
年齢を重ねて子どもの情緒が落ち着くにつれ、授乳や寝かしつけにかかる労力は少なくなっていきます。
親も新生児に対する不安が大きい
初めての育児は何かと不安がつきものですよね。特に新生児期はふにゃふにゃの赤ちゃんを抱っこするだけでも緊張するでしょう。
ひとたび泣けば「なぜ泣いているんだろう」「泣き止まないどうしよう」と小さなことが不安になり、気持ちが焦ってしまうものです。
その結果、子育てをしていると心が落ち着かない時期が続きます。
振り返れば大したことないことでも、初めてだと何でも慎重になりますよね。
イヤイヤ期で言うことを聞かない
1〜2歳の時期をイヤイヤ期と呼ぶことがあります。少しずつ自我が芽生え始め、自己主張が強くなります。
一方、自分の気持ちを上手く言葉にできないため、色々な欲求や感情が「イヤ」という言葉に集約されてしまうと考えられています。
イヤイヤ期は2歳頃がピークで、何をするのも「イヤ」という子もいます。
ご飯を食べるのも、着替えるのもイヤ。
子どもに拒否ばかりされていてはママも辛いですよね。その結果、「子育て、いつ落ち着くんだろう?」と途方に暮れるママもいるほどです。
いつ落ち着く?一番大変な子育て時期を乗り越えるコツ

0〜3歳の時期は子供の成長に翻弄される時期でもあります。
不安だらけの新生児期を過ぎたら、あっという間に離乳食が始まり、歩けるようにまでなってしまいます。
瞬く間に過ぎ去ってはいくけれど、その日その日はとても大変ですよね。
そんな大変な子育て時期を乗り越えるにはどうすればいいのでしょうか。
最後は一番大変な子育て時期を乗り越えるコツについて紹介します。
子育てで身近な人に頼る
大変なときは身近な人に頼るようにしましょう。
真面目で頑張り屋さんなママほど、自分ひとりで何とかしようとしてしまいます。
子供のために頑張るママも素敵ですが、頑張り過ぎて倒れてしまっては大変ですよね。
愛
する子供と楽しく過ごすためにも、大変なときは助けを求めましょう。
旦那さんに子供を任せられるように、日頃から育児を任せてみるのもおすすめです。
最初は上手くいかないかもしれませんが、気長に見守ってみましょう。
子育てから離れる時間をつくる
大変な時期こそ、リフレッシュできる時間をつくりましょう。
1時間、2時間でもいいのでママひとりででかける時間があるといいですよ。
子供は旦那さんに任せたり、一時保育サービスを利用したりするのもいいでしょう。
家族のおでかけもリフレッシュになりますが、ママモードをオフにできませんよね。
気持ちを切り替えるためにも、ひとり時間をつくるようにしましょう。
危険なものは遠ざけよう!誤飲対策する
0〜3歳の時期は危険なものを遠ざるようにしましょう。
危険なものが多い部屋だと、常に子供に注意を払っていなければいけませんよね。
ずっと子供に付きっきりだとママが大変になってしまいます。
そのようなときは、あらかじめ危険なものを置かないようにしたり、危険がないように子供向けの対策を取ったりするようにしましょう。
たとえば誤飲する可能性のあるヘアピンなどの小さなものは床に置かず、決まった場所に保管したり、テーブルの角にはクッション材をつけて怪我を予防したりするのもおすすめです。
子どもがイヤがる理由を聞く
1〜2歳の時期はイヤイヤ期にあたります。何をするのもイヤイヤで、ママは困ってしまいますよね。
そんなときは冷静にイヤな理由を聞いてみましょう。子供がイヤイヤをするのはママを困らせたいからではありません。
子供なりに考えていることがあるけれど、まだ上手く言葉にできなくて歯痒い思いをしているのです。
一つずつ丁寧に紐解いていけば、子供の気持ちを知るきっかけが見つかるかもしれませんよ。
まとめ
育児で最も大変なのは0〜3歳の時期ですが、3歳になると自分の気持ちを言葉で表せるようになり、大変さも少しずつ軽減されていきます。
10歳になれば生活面の自立が進み、子供のお世話からも少しずつ解放されていきます。
育児が大変なときは周囲の助けを借りたり、ひとり時間をつくってリフレッシュしたりしながら自分を労ってあげてくださいね。